「旅するYogiYogi」のblog開設に伴い、“中央アフリカについて考える会”のサイトもこのブログに引っ越すことになりました。
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中央アフリカについて考える会・挨拶文
「中央アフリカ共和国」という名前は、聞いたことがありませんでした。どんなところかはもちろん、どこにあるのかも知りませんでした。ですが奇妙な偶然と、徳永瑞子さん(NGOアフリカ友の会代表)をはじめとする少なからぬ人たちのおかげで、2007年に中央アフリカ共和国に一ヶ月ほど滞在する機会をもちました。それからずいぶん時間が経ちました。いろんな偶然が少しずつ積み重なって、中央アフリカ共和国に関心を持つ人たちとのつながりが少しずつできていきました。
2013年、中央アフリカ共和国でクーデターが起きました。終わりの見えない内戦が続きました。皮肉なことに、内戦によって中央アフリカ共和国という名前が、日本のマスメディアに、これまでにないほど多く登場することになりました。
内戦前から少なからず問題を抱えていた地域です。自分の目で確かめたわけではありませんが、内戦によって生活状況が悪化していることは、容易に想像できました。偶然からとはいえ一度関わりを持った中央アフリカ共和国です。特別なことはできませんが、少しばかり何かできれば、と思っていました。そこに、これまたいくつかの偶然や、中央アフリカ共和国に関心を持つ少なからぬ人たちの動きが重なりました。こうして「中央アフリカについて考える会」ができました。
急いで何かできるわけではないですし、何か大きなことができるわけでもありません。できるのは、ちょっとしたことを少しでも長く続けていくことぐらいです。それだけでも、私たちにはなかなか大変です。多くの人たちの力とたくさんの偶然がなければ、これまで何もできなかったし、これからも何もできないと思います。
気が向いたら、で結構です。「中央アフリカについて考える会」の催しに足を運んでいただければ、と思います。そこからまた、思いもしなかったことが広がっていくと思います。歩みの小さくてとても遅い「中央アフリカについて考える会」ですが、どうぞよろしくお願いします。
内海博文
「中央アフリカについて考える会」発起人(2014年4月)
内海博文(追手門学院大学社会学部講師)
櫛引祐希子(追手門学院大学国際教養学部講師)
リリィ(YogiYogi店主)